福祉は「いい人」だけでは続かない
福祉の仕事をしていると、よく言われる。「優しい人じゃないとできませんよね。」
確かにそうだと思う。
でも、現場を長く見てきて思う。優しいだけでは、この仕事は続かない。
利用者の人生を預かる仕事は、そんなに甘くない。
時には言いにくいことを言う。時には厳しい判断をする。時には嫌われることもある。
それでも言わなければいけないことがある。それが仕事だ。
「かわいそうだから言えない」この気持ちは分かる。
でもそれは本当に相手のためだろうか?
優しさのようで、ただの逃げかもしれない。
本当の福祉は、相手の未来を考える仕事だ。
今、楽にさせることじゃない。できる力を信じること。できる可能性を奪わないこと。
福祉は「いい人」がやる仕事じゃない。覚悟のある人がやる仕事だ。
優しさだけでは守れないものがある。だから私は思う。
この仕事には優しさと覚悟の両方が必要だ。

