預かるという覚悟
問い合わせの電話が鳴る。
その一本の電話の向こうには、何年分もの不安があります。
学校でのこと。 家でのこと。 将来のこと。
「この子を、どこに預ければいいのか」
やっとの思いで、勇気を振り絞ってかけてくださった電話。
その重みを、私たちは忘れてはいけない。
【保護者の皆さまへ】
お子さんは、問題ではありません。可能性の途中です。
できないことより、できるようになる姿を見ています。
泣いてもいい、失敗してもいい、遠回りしてもいい。
比べない、急がせない、諦めない。
ここは、『評価する場所ではなく、育てる場所です。』
不安を一人で抱えなくていい。
私たちは、お子さんだけでなく『ご家族の不安も一緒に背負います。』
【職員へ】
見学は業務ではない。体験は作業ではない。
あの日、保護者が扉を開けた瞬間から私たちの覚悟も試されている。
子どもを見る目は濁っていないか?
「大変そう」 「難しそう」 その一瞬の空気を、親は見逃さない。
「技術は後から身につく。 だが、覚悟は最初に必要だ。」
契約は数字ではない。1枚の契約書は、“この子を信じます”という保護者の決意だ。
そのサインの重みを、軽く扱うな、連絡を怠るな、報告を曖昧にするな。
感情だけで支援するな。しかし、冷たくもなるな。
支援とは、『厳しさと温かさの両立』だ。
成約率が下がるとき、景気のせいにするな。
まず自分たちの熱量を疑え。 紹介が増えるとき、偶然だと思うな。
『本気は伝播する。 覚悟も伝播する。』
株式会社笑好は、利用者を集める会社ではない。『未来を預かる会社だ。』
生活介護も、放課後等デイサービスもやることは一つ。
『その人の可能性を、最後まで信じ抜くこと。』
私は代表として約束する。
この場所を、「ただの福祉事業所」にはしない。
職員が誇れる場所にする。
保護者が安心できる場所にする。
子どもが成長できる場所にする。
甘えない。 逃げない。 誤魔化さない。
それが、熊田知弘の覚悟だ。

