私の想い、どうすれば伝わる?
自分の想いを伝えることは、本当に難しい。
私はこれまで、介護・福祉の現場に携わる中で、何度も考えてきました。
どうすれば、私の想いが伝わるのだろう?
どうすれば、同じ方向を向いて歩いていけるのだろう?
利用者様のために、もっとできることがある。
職員が成長すれば、支援の質は変わる。
支援の質が変われば、利用者様の人生も変わるかもしれない。
だからこそ、私は伝え続けます。
時には厳しいことも言います。
耳の痛い話をすることもあります。
期待しているからこそ、妥協したくないこともあります。
でも、ふと思うのです。
私は伝えているつもりになっているだけではないのか?
自分が本気で話したからといって、相手に伝わったとは限らない。
何度も説明したからといって、相手が理解したとは限らない。
そして、理解したからといって、行動が変わるとは限らない。
ここに、人と人が向き合う難しさがあります。
経営者は、会社の未来を考えます。
職員は、それぞれの立場で日々の仕事を考えます。
同じ会社にいても、見ている景色が違うことがあります。
私にとっては会社の未来を左右する大切なことでも、職員にとっては、今日一日の業務の一つにしか見えていないのかもしれません。
だからといって、伝わらないことをすべて相手の責任にしてはいけない。
伝わらないのなら、伝え方を考える。
理解されないのなら、相手の立場から考えてみる。
行動が変わらないのなら、何が壁になっているのかを一緒に考える。
それもまた、経営者としての責任なのだと思います。
ただし、勘違いしてはいけないこともあります。
伝え方を変えることと、信念を曲げることは違う。
相手に嫌われたくないから、言うべきことを言わない。
職場の空気を悪くしたくないから、問題を見て見ぬふりをする。
職員に辞めてほしくないから、本当に必要な指導を避ける。
それは優しさなのでしょうか?
私は、そうは思いません。
私たちが向き合っているのは、単なる仕事ではありません。
利用者様一人ひとりの人生であり、そのご家族の想いであり、私たちを信頼して預けてくださる大切な時間です。
だからこそ、譲れないものがあります。
もちろん、私の考えがすべて正しいとは思っていません。
私自身も間違えることがあります。
経営者だから偉いわけでも、社長だから何でも分かっているわけでもありません。
だからこそ、意見を聞きたい。
本音で話してほしい。
一緒に考えてほしい。
ただ、最終的に私が目指している場所は変わりません。
利用者様にとって、本当に必要とされる会社でありたい。
職員一人ひとりにも、ただ仕事をこなすだけではなく、自分自身の成長を感じられる人であってほしい。
そして、株式会社笑好に関わる人たちが、一人でも多く笑顔になれる場所をつくりたい。
それが、私の想いです。
では、その想いをどうすれば伝えられるのか。
きっと、一度話しただけでは伝わらない。
一度の研修で変わるわけでもない。
立派な理念を掲げただけで、会社が変わるわけでもない。
日々の言葉と行動を一致させること。
自分自身が先頭に立って行動すること。
そして、相手を信じて、諦めずに伝え続けること。
結局、それしかないのかもしれません。
私もまだまだ未熟です。
だからこそ、自分自身にも問い続けたい。
私は、本当に伝える努力をしているのか?
相手に変わってほしいと願う前に、自分自身は変わろうとしているのか?
そして、いつか職員一人ひとりが、私に言われなくても自分で考え、判断し、利用者様のために行動できるようになったとき ・ ・ ・
そのとき初めて、私の想いが少しずつ伝わってきたのだと感じられるのかもしれません。
想いは、言葉だけでは伝わらない。
覚悟は、行動でしか証明できない。
私はこれからも伝え続けます。
すぐに理解されなくても。
時には誤解されても。
思いどおりにいかないことがあっても。
ただし、伝えることを諦めないのと同じように、私自身が学ぶことも諦めない。
会社をつくるのは、社長一人ではありません。
私の想いに共感してくれる仲間と、一緒に考え、悩み、行動しながら、少しずつ形にしていきたい。
あなたの笑顔が、私たちの元気の源です。
この言葉が、きれいごとで終わらない会社であるために。
今日も私は、自分自身に問い続けます。
「私の想い、どうすれば伝わる?」
その答えを探すことも、社長である私の仕事なのだと思います。
今日も笑顔で・・・

