「人に期待するのを、もうやめませんか。」
人に期待する人ほど、裏切られたと言います。
でも、本当に裏切られたのでしょうか。
違います。
勝手に期待して、勝手に失望しただけです。
「普通はやるでしょ。」
「言わなくても分かるでしょ。」
「これくらい気付くでしょ。」
その"普通"は、あなたの普通であって、相手の普通ではありません。
期待とは、相手を変えようとする甘えです。
相手が変わることを願う前に、
自分は伝え切ったのか。
自分は仕組みを作ったのか。
自分は背中で示したのか。
そこから逃げて、「期待していたのに」は通用しません。
福祉の現場はもっと厳しい。
利用者様は、私たちの期待どおりには動きません。
だから私たちは、相手を責めるのではなく、支援の方法を変えます。
なのに職員には、
「分かってくれるはず。」
「変わってくれるはず。」
それでは組織は育ちません。
期待ではなく、「基準を示す」 「教育する」 「確認する」
できなければ再度教える。
それでも変わらないなら、その現実を受け入れて判断する。
それが経営です。
一番危険なのは、期待を理由に感情的になること。
怒る・不満を言う・陰で愚痴をこぼす
そんな時間があるなら、
自分の仕事を磨いた方が、
組織は何倍も前に進みます。
厳しいことを言います。
「あの人が変わればいいのに。」
そう言っている人ほど、自分は何も変わっていません。
人生も、仕事も、組織も、
変わる人だけが、未来を変えます。
最後に。
人に期待するな。
期待は、相手に自分の人生を預ける行為です。
人に依存するな。
依存は、自分の成長を止める言い訳です。
人は変えられない。
変えられるのは、
自分の考え方と行動だけ。
そして皮肉なことに――
自分が本気で変わった時だけ、人はあなたを見て変わり始める。
だから私は、今日も人に期待しない。
その代わり、自分には誰よりも厳しく期待する。
それが、組織を背負う者の覚悟です。


