「自分から『頑張っています』と言う人へ」
自分で「頑張っています」と言う人がいる。
私は、その言葉を聞いた瞬間に少し身構える。
なぜなら、本当に頑張っている人は、自分で評価しないからだ。
評価とは、自分がするものではない。
利用者様がする。
保護者様がする。
仲間がする。
「頑張っています」
その一言は、時として
「だから認めてください」 「だから許してください」
という言い訳に聞こえることがある。
厳しい言い方をすれば、頑張ることに給料は払われない。
給料が支払われるのは、利用者様や保護者様に価値を届けた結果に対してだ。
もちろん、結果だけではない。努力の過程も大切だ。
しかし、その努力が昨日と同じ失敗を繰り返し、
何も改善しようとしないのであれば、それは努力ではなく、自己満足で終わる。
本当に成長する人は、
「まだ足りません」 「もっと学びます」 「次は必ず改善します」
そう言って、自分を追い込み続ける。
だから信頼される。 だから任される。 だから成長する。
私は、「頑張っています」と言う人より、
黙って行動し、黙って学び、黙って結果を積み重ねる人を評価したい。
福祉は、人の人生を預かる仕事だ。
「頑張ったつもりです」
その一言で救われる利用者様は、一人もいない。
必要なのは、「頑張った」ではなく、「守れた」 「成長につなげられた」という事実だ。
優しさだけでは利用者様を守れない。本気の成長こそが、最大の支援である。
今日も自分に問い続けたい。
「私は頑張っているか?」ではない。
「私は、利用者様の人生に価値を届けられているか?」
その問いから逃げた瞬間、プロではなくなる。
それが、私の覚悟である。

